週刊少年ジャンプ01号感想

今年もあと一ヶ月となり、来年から本気を出す人たちであふれだすなか。ジャンプはひとあしはやく新年1号へ。

今年はナルトが10周年ということもあってジャンプのつながる背表紙を担当。今までのワンピに比べてちょっと物足りないような…


ということで今週の面白かった作品感想。なぜかジャンプ感想 更新チェックにまだ感想書いてないうちから反映されてるようだから恐縮です。。。


■マイスター
新連載第一弾は“闇神コウ〜暗闇にドッキリ!〜”や最近読みきりで“FCバルセロナ物語”を描いた加地君也先生の新作。思えばあの読みきりは新連載への伏線だったのかな?なぜ加地君也が(´・ω・`)?ってポカーンとしてしまったし。

話はチビだけど才能あふれる主人公、新岸頼歩と背が高いことをFWとして活かしきれてなかった新入生松戸拓を中心に総海高校サッカー部の面々が絡んで進んでいくサッカーモノ。主人公の高校が初めからそれなりの実力がある高校でキャラたちも才能や実力を兼ね備えた感じだから、松戸が練習や試合を通してそれぞれのバックボーンを知りながらチーム全体でレベルアップしていくようなストーリー展開になるのかな?チビの主人公ってイメージ的に最初は下手だけど隠れた才能があって…みたいなイメージだからある意味新鮮だけれど展開は王道をたどりそう。

他のチームメイトも元ヤンキー、元ひきこもりなどキャラたてしやすそうな設定だからそこを上手く活かしてくるんだろうなあ。今のジャンプはスポーツモノがアイシールドしかなく他誌に比べて弱いからということでの新連載だけれど一話を読んだ限りではすごく打ち切り臭がする。松戸がFWから“トップ下”に移るにあたっての成長でどれだけのカタルシスをもたらすかによっては面白くなる気はするけど一話を読んだ印象だとどうなることでしょうか。

■ワンピース
ルフィの蛇島編が終わったところで他の一味たちの話もようやく同時進行でスタート。
ウソップは大冒険できそうなボーイン列島に飛ばされカブトムシみたいなヘラクレスンと一緒においはぎの森「グリストン」で冒険。ブルックは貧困の国「ハラヘッターニャ」に飛ばされ悪魔と勘違いされ“手長族”と戦うことに?ロビンはイーストブルーの橋の上の国「テキーラウルフ」で奴隷として700年前から続く橋造り。チョッパーはサウスブルーの鳥が人を支配する島「トリノ王国」で住民と鳥達の橋渡し役になるのかな?そしてゾロはクライガナ島の「シッケアール島」に飛ばされ、先に飛ばされてきたペローナ様と一緒に行動。とそれぞれの修行編スタート。

まとめてみると
ナミ→小さな空島で天候関連のイベント
フランキー→からくり島で技術力up?
ウソップ→カブトムシと嘘みたいな大冒険
ブルック→“悪魔”として島の復讐イベント
ロビン→700年かけて作られる橋と関連して空白の100年についての進展?
チョッパー→鳥と住民の橋渡しをして国を円満に?
ソロ→ペローナ様と修行、修行、修行、そしてペローナ様仲間入りフラグ?
サンジ→オカマの国で地獄を見て悟りをひらく。

といったかんじか。それぞれ盛り上がりそうな展開を予想させる進行はさすがワンピースといったところ。ロビンが一番伏線を消化していきそうだけれど、なんだかんだいってここで一気にたたみかけていくのかな?ルフィはルフィでエース救出という一大事で伏線回収&パワーアップが待っていそうだからここからの展開はカルピス原液ぐらい濃いものになりそう。それだけに麦わら一味が再び集まるまでに一年は余裕でかかりそうだ。

エース処刑に関して海軍も全勢力をあげて白ひげに立ち向かうということで、海軍の戦力+王下七武海集合で大乱戦になるのは素直に楽しみ。ミホーク、ドフラミンゴ、クマ、黒ひげに加えてモリアも召集に応じているから今までにない盛り上がりを迎えそうだ。ここにシャンクスも現れるなんてことになったら最終決戦並みにクライマックスになりそう!本当いまが最高潮といった具合だ。

■ナルト
こっちも総力戦になっていて物語的には最高潮になっているはずなのに、あいかわらずのナルトマンセーは食傷気味。木の葉の国の人たちはもっと冷静にナルトを見てあげたほうがいいと思うんだ、うん(´・ω・`)

■トリコ
思ったとおりGTロボを完全撃破のトリコ。立ったまま絶命というウォーズマンスタイルで王者の風格を損なわぬ母バトルウルフ。子バトルウルフにひとりぼっちじゃないと優しくさとし、「テリークロス」という名前をプレゼントしたということはこれからはテリークロスも一緒に行動するのかな?

テリークロスに『オレももともは「束縛された動物」だった…闘技場で戦ったことも何度もある…』なんていっていることからトリコは遺伝子操作とかされて生み出されているのかな?グルメ協会がグルメ時代を迎えるにあたって強力な“戦力”にするために生み出された存在なんだろうか、四天王たちは?

■ブリーチ
破面三人娘たちが帰刃したことによって生み出されたキメラ・カルバに右腹部をえぐられた乱菊さん。これって死んでもおかしくないぐらい重症なんじゃない?回復役の四番隊ってだれかきてたっけ?えぐられてなお、助けに来たのがイヅルと69の人なんてここが一番ピンチなんじゃあ…これで二人が卍解して倒すなんてことをしたら残念だ。師匠ならここで救援の連続でやたら引き伸ばすなんてこともありそうだけれど。

バクマン
赤マル連載が決まって新妻エイジと直接対決になったシュージン、サイコーは予想どおり敗退。敗北…破滅…挫折…といった絶望感を味わったサイコーは王道で勝負しよう!と今までのネームを河に投げ捨て立ち直るっていうカタルシスを感じさせる展開だけれど、この二人にキャラとして引き込まれていないせいか少し微妙な感じ。夢、夢って焦っているけれど、どうかんがえても担当の服部さんがいうように実力をつけてからのほうがいいはず。そこを服部さんに熱い説得をされて心を改めるっていうのも面白そうだけれど、このままの調子でいっちゃうんだろうなー(´・ω・`)

そうすると新妻エイジの漫画のほうが先にアニメ化されて亜豆が声優デビューということになりそう。それはそれで漫画は甘くねぇーんだぞ!っていうのでアリなのかな?

■アイシールド
トライアウトまでしたのに、阿含と一緒にいくことになった三兄弟、小結、鬼兵、高見って…(´・ω・`)
関西のトライアウトでは新キャラ“チューボー”が合格。関東では“ミイラ男”が合格。と展開も速めに世界戦スタートへ。チューボーはオフェンスのラインとして参加するということパワー、スピードを兼ね備えているのかな?ミイラ男はヒルマが知っている人物っぽいから賊学の葉柱とかかな?

ネウロ
笛吹率いる覚悟を決めた精鋭たちに追い詰められる葛西さん。警察だけでなく早坂さんとこのお兄さんにも弟の借りを返されてしまう始末。このままネウロと絡まず人間たちの手によってやられちゃわないか少し心配。善二郎おじさんいいキャラしてるからここで退場するのは惜しすぎるからなあ。

そして、“折れ目”のはいった弥子の前に現れたのはやっぱりアヤ・エイジア。「脱獄(で)て来ちゃった」なんていうことは脱獄しようと思えばできるといっていた歌を使ったんだろうなあ。本当松井先生アヤ・エイジア好きだなーもちろん僕も大好きだけれど。またしても弥子復活イベントの契機となるだろうアヤはどう弥子に接するだろう?優しくするんじゃなくて叱咤するような感じになるのかな?

PSYREN
ちょっと順位あがったように錯覚するけど、今週はセンターカラーが後ろのほうだから結局順位は下のほうか。。。せめてぬらりひょんの孫ぐらいあがるといいんだけれどなあ。それにしても連載一周年なのに人気投票もセンターカラーもないのかしら?

さて今週からはじまった影虎さん救出編。マツリ先生からのアドバイスで影虎さんの古巣、関東衆英会を訪ねてシャオのPSIにより行方を捜すも、たどりついたときには一足遅く犬居たちはおらず、もぬけの殻。アゲハが壁に書かれたワイズのマークに気づきそうで気づかないモヤモヤと“主 アマギミロクに 我 命を捧げん”とフランス語で天井に書かれた暗号?だけ捜索を続行。あの状況で気づかないアゲハはどうかと思うよ。

影虎さんをつれて山荘まできた犬居たち。雇われただけのランは犬居の不気味さに不信感を抱くもハルヒコはあまり気にならない様子。最初にあった時はあんなぶっ飛んだ感じじゃなかったのことなので、ワイズとして目覚めるきっかけは最近なのか?そして、山荘についたときに迎えくれた弟を容赦なくボコボコにして出来の悪い弟をもつと苦労するなんていってるけれど、この弟のほうがワイズ創設に関わっていたりして。それかネメシスQをプログラムした人とか?なんにせよ犬居自身がぶっ飛ぶようになった原因に家族が関係してくるかな?仙水まではいかないなくても、家族を無残に殺されて人間を滅ぼさすことを決めたみたいな。…なんかそれだと安直すぎる悪役か…

スケットダンス
ボッスン一位でよかったねボッスン(´;ω;`)ウッ…

やっぱギャグ漫画は人気投票すらもネタにできるからおいしいよなー実在しないキャラに票が集まってるのは面白い。というか下位はそんなのばっかじゃん。それでも21位の重戦士ドドンドンドドンには笑った。ドドンドンドドンかっこよかったもんなーそして正文(涙)

上位では投票の結果に緊張しすぎてボッスンみたいにそわそわしている椿。というかこの子こんな子だっけ?スイッチの描いたボッスンや浪漫ちゃんの票を抑え1,2,3位フィニッシュはヒメコ、スイッチ、ボッスンの三人。投票メッセージをよんでヒメコじゃないけど泣かされるw5位ぐらいでも面白かったけど本当ボッスン愛されてるなあー

■ハンタ
モラウさん危機一髪を救ったのはメレオロンでしたー。ここでノブ先生登場で巻き返しかと思ったのに、やっぱりそうやすやすとはいかないのね。モラウさんのピンチにたまらず姿を現して見逃して欲しいというナックルにユピーはハコワレの解除を要求。今までの命懸けの全ての末ににもう少しでユピーが破産するところだったけれど、血まみれの師匠の姿がシュートと重なり心折れてしまう。普通に考えたらこのままモラウさんは死んでユピーが破産してナックルが師匠の仇を打つというところだけれど、予想の斜め上をいってるのかな?いや、王道をそれたように見せかけて主人公側の優しさって面を見せているから王道なのか?

なんにせよユピーから相手にされず完膚なきまでに敗北をきしたナックルとは対照的に今回の戦闘で大幅に“個”としての成長をとげたユピー。最初はただの野獣かと思いきや、熱い男になってるなあユピーは。このまま王のもとにいってもユピーなら王の話を理解してくれそう。しかし、プフにユピーが王のもとに向かっているなんて会長ピンチだなあ。いくら王が会長の攻撃を耐えて対話の姿勢を崩そうとせずも、プフあたりが暴走してしまいそう。それで王に殺されるなんて展開もあるのかなー?予想つかないなあ…ところで休載まであと何週?








今回の作業BGM。みのりんMADは中毒性高すぎだ。とらドラ!みのりんが出てる限りは面白いと思う。さすが千枝ちゃんと中の人が同じだけあるや。